顔認識と連想される言語音の関連性

Tetsushi Ohki
バイオメトリクスと認識・認証シンポジウム2024
SBRA2024インタラクティブ発表賞

Abstract

顔の認識は人間のコミュニケーションにおいて基本的なツールの一つである.人にはそれぞれ顔認識能力に差があり,スーパーレコグナイザーと呼ばれる人並外れて顔認識能力が高い人物が存在することが知られている.しかし現在のところその理由は明らかになっていない.本研究では,図形と言語音を無意識に結びつけてえしまうというブーバ・キキ効果に着目し,人の顔のどのような情報が顔の言語的認知に影響を与えるのかについて調査を行う.また,人の顔認識能力と言語的認知の関係について分析することで,人の顔認識能力・あるいは顔の言語的認知能力に関する知見を得ることを目的とする.

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